歯のマニキュアは2種類ある!薬局など市販で買える商品と歯医者で施術してもらうタイプの違いは?
歯のマニキュアとは、爪に塗るマニキュアと同じように歯の表面に塗料を塗ることで、歯を削ることなく白く見せることを指します。
塗る塗料やどのようにして利用するかによって、いくつか種類があり、特徴にも違いがあります。
歯のマニキュアには、市販で購入可能な歯に塗るマニキュアと、審美歯科で施術するホワイトコートの2種類に分類されます。
変色した歯の色素を薬剤によって分解して白くするホワイトニングとは異なります。
歯の表面を上塗りすることで白く見せることは共通ですが、市販か歯医者どちらの歯のマニキュアを利用するかによって、得られる効果は違います。
市販の塗料は、最も低予算で手軽に歯を白くできる代わりに、ムラができて不自然な仕上がりになりやすく、その日のうちに簡単にはがれてしまうことが多いのが特徴です。
歯医者で施術してもらう歯のマニキュアは、市販のものよりも価格が高い分、効果は長持ちします。
歯医者の歯のマニキュアにも施術方法が全く異なる2つのタイプがある
歯医者で施術できる歯のマニキュアは2種類(正確には1つはつけ歯だが)あります。
1つ目のホワイトコートは、光で固まるプラスチック材を塗布することで、1か月以上はがれずに持続させることができます。
歯の治療に熟練した歯科医師に塗ってもらうので、自分で塗るよりも自然な仕上がりになります。
もう1つのラミネートべニア(つけ歯)は、前述のホワイトコートとは少し違うタイプの方法で、歯の表面を少し削って薄いセラミックの歯を貼り付けます。
はがれることはほとんどありませんが、強い圧力がかかると割れることがありその場合、補修もしくはやり直す必要があります。
市販で買えるは歯のマニキュアのデメリット・メリットはこれ!特性を理解して使えば便利な商品
歯のマニキュアのデメリット
1、飲食するだけでも剥がれやすく効果の持続性がない
飲食や歯磨きなどで剥がれやすく、特に噛み合わせの部分はすぐに剥がれるので、市販の歯のマニキュアの効果は長く保って1日程度と持続性がありません。
2、歯のマニキュア自体に色が付きやすいく気をつける必要がある
飲食などでマニキュア自体も着色してしまうので、カレーなど着色しやすい食べ物は避けるなどの注意が必要です。
3、自分で塗るので慣れや技術力により仕上がりに差がでる
歯の表面に上塗りするので、自身の慣れや技術力により仕上がりにムラが出やすく分厚くなったりと、いかにも塗っている感が出てしまうことも。
歯のマニキュアのメリット
1、通常はホワイトニングできない銀歯や神経のない歯も白くできる
ホワイトニングではできなかった銀歯や差し歯、神経を抜いた歯も、表面を塗るこの方法ならば白い歯にすることができます。
2、自分で塗るだけだから数分で白い歯にできる
歯医者に通わなくても、時間をかけずに手軽に歯を白くすることができます。
3、白さやツヤが選べるので好きな色に仕上げることができる
自然な歯に近い白や、もっと鮮やかな白など、シチュエーションに合わせて歯のマニキュアの色を選択することができます。
薬局などで買える市販の歯のマニキュアって効果もやっぱりそれなり?利用者の口コミ情報をチェック!
薬局などで市販されている歯のマニキュアの効果や銀歯も隠すことができるのか?神経のない歯にも塗ることができるのかなどを利用者にアンケート調査した口コミ結果をまとめました。
歯のマニュキュアを始めたキッカケは、もう少し歯を白く出来れば、他人からの印象が良くなるだろうという考えからです。
芸能人で歯が凄く白い人を見ると、たしかに印象が良いのです。
使った感想としては、そこそこ高価なマニュキュアを購入しないと綺麗に出来上がらないです。
塗ったは良いが綺麗に塗れずに逆に汚い白い歯に見えるなんてこともあり、歯のマニュキュアをするのなら、安物はダメだと実感です。
継続性はなくちょっとしたことでマニュキュアがとれてしまうのです。
とれてしまうと余計にとれた部分が目立ってしまうのはデメリットです。
私の場合は、一日限定などで使用していました。
飲食が伴うと取れそうで怖いので、飲食の時は避けていました。
40代/男性/自営業
人前に立つ仕事をしているので歯はきれいに保っていたいのですが、歯科医院でホワイトニングするのもなかなか手間が掛かるため、自宅でセルフでできる歯のマニキュアを使ってみようと思いました。
歯のマニキュアは以前コスメ売り場で見かけて知ったのですが、ネットで検索をしたら色々な物が発売されていて驚きました。
塗った後は一瞬で白くなり茶渋も消えなくなったので感動しました。
持続性はそれなりで一日は白い状態を保つ事が出来ました。
食事をしたり飲んだりするとやはり取れやすいので、なるべく前歯は使わないようにしたりある程度の工夫は必要です。
しかしとても手軽に出来るので今後も使って行く予定です。
20代/女性/接客業
糸切り歯の隣の歯、私が治療した数年前は保険では白くできず(今は適用範囲が変わったと聞いています)、銀歯のかぶせ治療でした。
笑った時などとても目立ち、気になったのですがセラミック等は高く、歯のマニキュアを塗ればいいのではと思いました。
ロフトで見つけて買った「ハニックDC」という商品で、4タイプあったのですが
「スノー」というものを選びました。本来は本物の歯に塗るもので、まぁ外出時の一時凌ぎぐらいになればいいという感じでした。
塗ってみたところ、銀歯の上からでも確かに白くなるのですが、食事などで非常に剥がれ落ちやすかったです。
食事の予定がない短時間だけ、銀歯を隠す目的なら歯に塗るマニキュアもありです。
虫歯ではない通常の歯にも塗ってみましたが効果は一日中持ち、帰宅まで剥がれ落ちませんでした。
「銀歯に塗っても剥がれない」タイプのものがあればいいのに、惜しい商品だな…と思いました。
ただ朝塗った後鏡を見た時、白い歯が揃っていると気分がよく、いつもより前向きな気持で出社できました。
1本使いきった後は継続使用しませんでしたが、銀歯用が発売されればまた購入しても良いと思っています。
40代/男性/会社員
歯のマニキュアを使いたいと思った動機は、結婚式の写真をきれいに見せたかったからです。
私の歯は虫歯になりにくいのですが生まれつき黄色く、悩んでいました。
ある日ハニックという歯のマニュキアをドラッグストアの店頭の広告で見つけました。
結婚式の写真で歯がきれいに見えるようになりたかったので、歯のマニキュアを使うことにしました。
塗ってみると見た目は普通の歯と違和感なく、きれいな白い歯になり食事をしてもひどく剥がれることがないため助かりました。
デメリットとしては塗る際ムラになりやすいことがありますが、練習したらうまく塗れるようになりました。
肝心の結婚式の写真は、きれいな白い歯に写っていたので使ってよかったです。
周囲の友人から「違和感なかった!きれいな白い歯だった!」とうれしい意見をもらいました。
40代/女性/看護師
市販で購入できる歯のマニキュアはその日だけ歯を白くしたい人には便利はホワイトニンググッズ
市販で購入できる歯のマニキュアは、効果に持続性がありませんが、一時的にでいいから今すぐ歯を白くしたいという人や、ホワイトニングができない銀歯を白くしたいという人におすすめといえます
結婚式などの特別な場面で、その日だけドレスに合わせたキレイな歯で出席したい、というような場合にも有効です。
時間に余裕があるけど、歯医者でホワイトニングするほどお金はかけられないという人は、ホワイトニングジェルを検討してみてもいいでしょう。